お気に入りの品種を見つけよう!

オリーブオイルや塩漬けの味の決め手は、そのオリーブオイルや塩漬けで使っている品種の持つ基本の味。たとえばオリーブオイル。同じ環境で育ち同じ製法で加工しても、その品種の違いで辛かったり、甘味が感じられたり、苦味が強いのや苦味が弱いも、もちろん香りも異なります。辛くて苦味が強くないと品質が悪いと思われている方もいるようなのですが、じつは辛味が苦手な方でも味わえる辛味の弱い品質の良い美味しいオリーブオイルが存在しているのです。多くのオリーブオイルがブレンドで味や香りを調整しているので、なかなか本来の品種の味に出会えないのですが、オリーブに興味を持たれたなら単一品種からできている、できれば収穫地(国ではなくどこの農園か)がはっきりしているオリーブオイルの味比べをぜひ試してみてください。それを繰り返すうちに、お気に入りの品種、お気に入りのオリーブオイルに出会えるはずです。写真の塩漬けも、通常はオイル加工にしてしまう品種を含め味比べ用として九州のカジムラファームさんが塩漬けにしたもの。それぞれの品種の違いによる味の違いもそうですが、意外と塩漬けでもいけるかも・・・などなど、あたらな出会いがここから始まります。生産効率など採算性の問題もありますが、国内に広がりつつあるオリーブの生産農家さんもぜひ、小豆島など国内での実績ばかりにとらわれず、差別化の第一歩として、自分の土地にあう美味しい品種を見つけて、最高の国産オリーブオイル、塩漬けを作ってくださいね!応援しています♪ご相談は、国内で多くの品種の苗を取り扱っている、カジムラファームさんまで

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